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La.sanai=ラッサナイは、スリランカ語で「きれい・かわいい」という意味です。
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La.sanai スリランカと日本をつなぐフェアトレード

 フェアトレードについて

フェアトレードってなに?
 〜貿易と生産の裏側

 フェアトレードとは、直訳すると「公正な貿易」という意味。こう言うと、「貿易に、公正なものと公正でないものがあるの?」「一般的に行われている貿易は公正じゃないの?」と思われるかもしれません。

 現在、日本をはじめとする先進国がその多くを輸入に頼っているコーヒーや紅茶、チョコレート、コットンなどの生産物は、東南アジアや中東、アフリカ諸国などの発展途上国で作られています。先進国にこれほど生産物を輸出しているのに、これらの国々が貧しいままなのは、一体なぜなのでしょうか?

 そこに横たわっているのが、「不公正な貿易」という現実です。
私たちがカフェで飲むコーヒー330円のうち、南の国のコーヒー豆生産者に入るお金は3〜9円ほど。わずか3%にも満たないとも言われています。ほかに産業のない途上国の生産者は、業者や仲買人から買いたたかれても、生活のために安い金額であっても売るしかないのです。

 また、私たち日本人にもおなじみのファッションブランドやスポーツブランドの衣料品などの多くは、東南アジアの工場区で、農村から出稼ぎに来た女性たちの手によって作られています。エアコンもない劣悪な環境で、12時間を超える長時間労働を強いられることも少なくありません。残業代はなく、月収はその国の最低賃金を下回ることもあるほどです。
 これらの国では生活費の重要な稼ぎ手として、女性だけでなく子どもが駆り出されることも珍しくありません。また、製品を安く大量に作るため、途上国の森林が破壊されたり、農薬が大量に使われ、生産者の健康を害してしまうこともあります。
 劣悪な労働環境、児童労働、賃金や仕入れ価格からの搾取、環境破壊…もちろんすべての輸入品がそうではありませんが、私たちが、おしゃれなファッションを楽しんだり、毎日おいしい食べもの食べたりしている裏側には、こうした現実があります。「フェアトレード」つまり「公正な貿易」は、非人間的な労働環境を改善し、生産者が持続的にものづくりができる環境を整えたり、生活の向上や自立を支援する目的から生まれました。
 

 

フェアトレード認証ラベルについて

 現在、流通しているフェアトレード商品には、フェアトレードの「認証ラベル」が付いています。この認証を得るためには、いくつもの基準を見たさなければなりません。
●生産者に公正な対価を支払う。
●男女の労働者の待遇を平等にする。
●児童労働を禁止する。
●その地域の伝統的な製法を守る。
●労働者の健康と安全を守る。
●環境と共存できる農法・製法で生産する。
などです。

 この認証ラベルの付いた商品であれば、間違いないフェアトレード商品と言えます。
では、ラベルのない商品はフェアトレード商品ではないのでしょうか? 
 私たち日本フェアトレード委員会は、必ずしもそうとは言えないと考えています。認証ラベルを取得するためには様々な手続きが必要です。また取得にはコストがかかり、商品ごとに申請しなければならないため、多数のジャンルの商品を扱う事業者はかなりの費用を負担しなければなりません。そのため、個人や小さな団体では、その分の費用を活動資金や途上国への支援に使いたいと、あえてラベルの取得を行わないところもあります。

 

ほんとうのフェアトレードとは?
〜お買い物から、希望が見える

 昨今、「フェアトレード」という言葉は少しずつ普及し、大手ファッションメーカーが「フェアトレードファッションショー」を開催したり、世界的なコーヒーチェーン店でも「フェアトレードコーヒー」がメニューの中に仲間入りしています。とても歓迎すべきことですが、私たちはフェアトレードを、ただのファッションやブームで終わらせてはならないと考えています。
 フェアトレードファッションショーでモデルたちが着ている洋服は、どの国のどんな人たちが作っているのか。1杯のフェアトレードコーヒーに使われるコーヒー豆は、誰がどんな思いで作ったものなのか。その商品の向こう側にある人々の暮らしや思い、「ものがたり」を知ることが、ほんとうの「フェアトレード」なのではないでしょうか。

 フェアトレード商品を購入する最大のメリットは、お買い物を通じて異なる文化や言語、歴史、慣習の違いを知ることができるということ。他者や異文化を知ること、理解することは、世界の平和につながります。フェアトレードはそんな、希望の見えるお買い物なのです。

 

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